ここ数年で格安SIMの認知度は急激にあがり、利用している人もかなり増えました。
BIGLOBEモバイルを含め、格安SIMに乗り換えする時にはメリットだけでなく、デメリットもちゃんと知っておきたいですよね。
いやむしろ、デメリットこそ知っておくべき事です。
しかし「今更格安SIMのデメリットって何?」なんて聞けないそんなあなたのために!
この記事では、格安SIMのデメリットを全て詳細に説明していきます。
契約前に読んでもらって、自分にとってデメリットかどうかを確認しましょう。
目次
キャリアメールが使えない
格安SIMはキャリアメールが利用できません。キャリアメールとは以下のようなキャリアで使えたメールアドレスをさします。
- ドコモ:~@docomo.ne.jp
- ソフトバンク:~@softbank.ne.jp
- au:~@ezweb.ne.jp
LINEやメッセンジャーツールが主流になってきた最近では、あまり大きなデメリットではなさそうですが、利用している人は使えなくなるので注意が必要です。
乗り換え時にアドレス変更のお知らせや各種手続きをなくす為にも、メールアドレスは携帯会社に関係しないフリーメール(gmailなど)をはじめから使っておくと良いでしょう。
キャリアメールでしか登録できないサービスもある
キャリアメールでしか登録できないサービスも稀に存在します。
以前であればジャニーズジュニアのファンサイト「Johnny’s net」や、JRのオンライン予約システム「えきねっと」がそれにあたりましたが、どちらも現在はキャリアメール以外でも利用できるように変わっています。
現状他のサービスも探してみましたが、見当たらず…!
正直キャリアメールのみ可能なのは時代遅れなので、あったとしてもこれから変わっていくでしょう。
キャリアメールがないと登録できないサービスが稀にある、ということだけ注意しておきましょう。
料金の支払いはクレジットカードのみ
格安SIMは料金の支払いが基本的にクレジットカードのみでの受付になります。
UQモバイル、楽天モバイル、BIGLOBEモバイルなどでは口座振替払いが可能ですが、クレジットカード払いと比べて手数料や手間がかかるケースが多くあまりおすすめではありません。
クレジットカードを持っていなくて、どうしても口座振替払いにしたい!という人はいいですが、そうではない人はクレジットカードで契約する。持ってなければ作りやすい楽天カードなどを作っておくのが良いでしょう。
関連記事:BIGLOBEモバイルの支払いを口座振替で契約する裏技を紹介!
LINEのID検索が使えない
格安SIMでは基本的にLINEのID検索が利用できません。
LINEでID検索をするには、未成年利用者の保護の観点でキャリア認証が必要になっています。
キャリア認証は現状大手キャリアのみでしかできないので、格安SIMではLINEのID検索ができないのです。
ID検索以外で友達になる方法
LINEのID検索はできませんが、それ以外で「友達になる」方法はいくつかあります。
- 同じグループに誘ってもらう
- QRコードを使う
- 電話番号を入力してもらう
- URLを送る
- Bluetoothで交換する
などなど…LINEのID検索ができない=友達登録できないわけではないので安心しましょう。
私も格安SIMを使って数年経ちますが、特に困った経験はありません。
通信が安定しない
格安SIMは大手キャリアと比べて通信が安定しにくいです。
それもそのはず。格安SIMは大手キャリア(主にドコモ)の回線の一部を借りているので安く提供できているのです。
大手キャリアよりも安定するわけはないですよね。
回線はよく高速道路に例えられます。
ドコモが10車線持っているとして、そのうちの2~3車線を格安SIMが借りているイメージです。
ユーザーが増えてくると2~3車線の格安SIMは混雑しやすいですよね。
最高速度はどこの車線でも同じですが、混雑のしやすさが大手キャリアと格安SIMの間で異なるのです。
BIGLOBEモバイルを実際使っている人の口コミを見ると、ばらつきはあるもののそんなに不便なく使えるのがわかります。
まぁ遅いとはいえ、格段に遅くて使えない訳ではないでしょう。
サポート体制が弱い
格安SIMは大手キャリアと違い、基本的にキャリアショップなるものがありません。
キャリアショップとはドコモショップやauショップなど、対面でサービスが受けられる店舗のことをさします。
全ての格安SIMでないわけではなく、UQモバイルやLINEモバイル、楽天モバイルなど店舗を構えて営業しているところもありますが、圧倒的に少数です。店舗も全国に数店舗です。
大手キャリアの場合であれば何か困ったことがあったらすぐショップに持っていけばどうにかなりましたが、格安SIMだとそうはいきません。
メールか電話での問い合わせが中心になります。
そもそも格安SIMを利用する際は自分でどうにかするのが基本になります。
ショップが使えないと困る、という人ははなから契約しない方がいいでしょう。
ただ、必要以上に不安になることはなく、大手キャリアで契約している人も1年で何回ショップを使ったのか思い出してみましょう。
多分頻繁に使っている人はいないでしょう。そんなもんです。なくなったら不安かもですが、あってもそんな使わないのが実態です。
かけ放題プランが弱い
格安SIMは大手キャリアが得意としているかけ放題プランが弱いです。
かけ放題はあるのですが、3分かけ放題、10分かけ放題など制限付きのものが多く、無制限のかけ放題はほとんどありません。(BIGLOBEモバイルでも10分かけ放題や90分の無料通話のサービスがあります。)
電話が多く「10分のかけ放題では収まらない」「月90分の電話でも収まらない」という方は大手キャリアの契約をした方が良いかもしれません。
しかし、最近はプライベートはLINEなどの通話、仕事は社用の携帯(もしくは10分以下)でカバーできる人も多く、無制限のかけ放題自体の需要は減っているようなので、大丈夫な人も多そうですが。
テザリング不可の機種がある
スマホをWi-Fiルーター代わりに使えるテザリング。大手キャリアの契約では基本サービスとして利用できます。
しかし、格安SIMを利用する場合端末とSIMの組み合わせによってはテザリングが利用できないことがあります。
テザリングが使えるか否かは、【回線会社】×【端末の種類】の組み合わせによって決まります。
回線会社は大手キャリア/格安SIM含めたSIMカードを発給している会社がどこなのか。端末の種類は文字通りですが、その端末を発売しているキャリアはどこなのか?(例:auが販売しているiPhone7等)によって変わってくるのです。
組み合わせは数え切れないほどあるので紹介できません。テザリングができるか調べる時は、各格安SIM会社が出している動作確認端末を参照し、自分の端末でテザリングが利用可能か確認しましょう。
関連記事:【超まとめ】BIGLOBEモバイルってテザリングできんの?iPhoneもAndroidも一番わかりやすく解説します
家族割がない
格安SIMでは家族割がほとんどないです。(といっても、大手キャリアも現在家族割の類はほとんどないですが…)
家族複数人で契約している場合、家族割などの適用により割引が受けられるパターンが多いのですが、それができません。
格安SIMで家族割があるのは、BIGLOBEモバイル、IIJmio、mineo、DMM mobileあたりでしょうか。あまり多くはありません。
BIGLOBEモバイルを家族で使う場合、200円引き/月が受けれたり、データ容量がシェアできるなどのメリットがあります。
「家族で格安SIMにしたい」という人は、家族割が充実しているところを選びましょう。
まとめ
デメリットをまとめます。
- キャリアメールが使えない
- 支払いはクレカのみ
- LINEのID検索ができない
- 通信が安定しない
- サポート体制が弱い
- かけ放題のプランが弱い
- テザリング不可の機種がある
- 家族割がない
どうでしょうか。どれも大したデメリットではないように感じます。
代替策で避けられるものか、人によってはデメリットに感じられないものが多いのではないでしょうか。
あなたにとって問題になるものがさほどないのであれば、不便せずに月額料金を大幅に下げられるチャンスです。格安SIMに変えてしまいましょう。
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